ちょこらく喫茶店

ああ、身も蓋もない

貧困から抜け出さんとす。祖父の開拓

 

 

ちょこらく喫茶店の中屋裕喜です。

 

宅建の勉強をしています。

 

 

 

今回は、子供と家系の歴史についてです。

 

 

金持ちのノウハウ

 

 

金持ちは子供に勉学の効力とマネーリテラシーを教えているのであります。

おそらく。

 

それは脈々と継がれるノウハウであります。

金持ちは自分が育てられたやり方で我が子を育てたらいいので大変合理的なのであります。

 

それは金持ちに限った話ではないのでしょう。

大工は大工の子を上手く育てることができるのであります。

 

 

 

私の亡き祖父は、代々農家と大工をしておりました。

ずっと昔々からであります。

 

一年の計が作物の出来高次第のお天道様次第。

それでは貧しい暮らしから抜け出ることはとても難しく、

貧しいことが当たり前の世界でありました。

 

我が大工の家系は揃いも揃って大酒呑みの短命で、

男たちは皆若くして死んでいきました。

 

これもまた貧困から抜け出せない原因の一つでありました。

 

そこで祖父は酒を飲まない人生を選択し、息子を大工に育てませんでした。

勉強をさせ、国鉄に入れました。

 

祖父は代々続く大工を廃業させた初代でありました。

 

 

祖父には息子の他に娘が2人おりました。

一人は農家に嫁にやるも、商家に勤めさせ一生涯勤め人として働く道を選ばせました。

末娘は看護師になりました。

 

 

初代ができたことはそこまででありました。

 

 

2代目の国鉄息子は地方から都心に移り住みました。

その地で息子2人を高校教師とそこそこエリートのサラリーマンにしました。

 

 

 

私はといいますと、看護師・末娘の子供であります。

 

 

2代目の彼女は、偶然にも国鉄の職員と結婚しました。

彼女は仕事をやめ、1代目である母と同じ生き方を選択しました。

教育とはそういうものであります。

 

 

高度成長期真っただ中、年功序列終身雇用、彼女の夫は大出世とまではいかずとも粘り強く定年を迎え、社会の恩恵に預かりました。

家族も恩恵に預かりました。

 

 

しかしながら、

大工が大工の教育をした世代と違い、彼女の子育ては戸惑いの連続でありました。

 

そもそも子供に勉学が必要なのか、マネーリテラシーとは何か、

彼女自身にノウハウがありません。

初代が無理くり娘を農家に嫁がせなかったのですから当然っちゃ当然です。

彼女は自分自身に尋ねても答えが返ってこない中で子どもたちを育てました。

 

彼女にとって子供たちに「勉強をしなさい」と言うことは野暮に見えたのかもしれません。

勉強をして看護師になっても行く末に無収入の人生を選択した彼女は、

勉学や稼ぐ意義を子供たちに教えることができませんでした。

 

自分とは真逆の生き方を教えることは、あてどない自分自身を否定するに等しいことだったのでしょう。

 

2代目はまだまだ盤石な土壌とは程遠いのが現実であります。

地盤が弱いのであります。

 

 

実はこの世代、引きこもりの人たちを世にたくさん生み出した世代でもあります。

 

 むふん。

 

 

お金に困らない暮らしには、マネーリテラシーが必須です。

 

 

金持ちはまず子供に学歴を身に着けさせるのであります。

丸腰で戦いに挑むほど愚かなことはないと、代々のノウハウにより知っているからであります。

 

 

私の子供は大工を廃業させた先祖から数えて4代目になります。

4代目にして祖父の願いは叶うのでありましょうか。

 

 

というわけで、ままま…むふん。

今日も今日とて、ダイニングテーブルで子供と向かい合って、学業に励んでいるのであります。

 

 

ま、言うても人生金に困らないことをどうとらえるかは、

それぞれの価値観によるところであります。

全人類がそこを目指すわけではありませんがね。

 

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

ではまた。